ごはんを炊くとき、どのように炊いていますか?
いつものごはんを更に美味しくする方法をご紹介します。
炊く前の準備
お米はきちんと計量カップを使い、すり切りで計量します。
洗米の1回目は、手早くすすぐ程度ですぐに水を捨てます。
その後かき混ぜるような洗米を3、4回ほど繰り返します。力を込める必要はありません。
炊き方
水は米重量に対して約1.44~1.45倍です。
暑さや寒さで浸透する時間が異なるので、夏場は30分、冬場は30分~1時間をめやすに水に浸します。
このとき長く漬けすぎるとデンプンが流れ出したり水っぽいごはんになります。
逆に、急いでいる時はぬるま湯で炊くと給水が早まります。
炊き上がったら
まずは10~15分間ほど充分に蒸らしましょう。蒸らしすぎても逆にごはんが固くなります。
蒸らし機能の付いた炊飯器であれば待つ必要はありません。
蒸らしが終わったら、全体を均一にかき混ぜる飯切り(めしきり・ほぐし)をしましょう。
お米を炊きあげたとき、熱の伝わり方が場所によって違うため、お釜の中のごはんの味も場所によって違います。
飯切りをすることで味が均一になり、余計な水分も飛ばすことができます。
炊飯器での保温は炊き上がり後2時間までが目安です。
その後は食味が落ちていきますので、炊けたら早いうちに小分けにして冷凍保存しましょう。